宮崎のゲストハウスでこんにちは!~香港のJeannieさん&お母さん~
宮崎市からこんにちは!今日も元気にAoiです。
スコンと抜ける美しい青空と気温に『冬とは?』という自問自答を禁じ得ないそんな年末年始でしたが、みなさまいかがお過ごしですか?
酉年の2017年、みなさんの今年のテーマは何でしょう。
読者のみなさんにとって実り多く、笑顔あふれる1年になります様に\(^o^)/
本年もWhat brought you to Miyazaki?ブログは、宮崎のインバウンド事情、ナマの声を精力的に集めていきます(*^^*)
よろしくどうぞお付き合いくださいませ!
さて、新年一発目のインタビュー初め。香港からやって来たお母さんと娘さん2人。宮崎が誇るゲストハウス型シェアハウス『ミヤザキ村Coming館』にて、お話を伺いました\(^o^)/
注:メインでお話いただいたのはJeannieさんで、お母さんからのコメントは(淑霞さん)と表記しています。
ー今日はありがとうございます~!お名前教えてください^^
Jeannieです、初めまして。これはEnglishネームなので、本名は綺清(Yee Ching)。母の名前は淑霞(Shuk Ha)です。
ーJeannieちゃんとお母さん2人で旅してるんですね。日本は初めて?あと、今回はどんなルートで旅してるの?
実は日本に来るのは3回目。1回目が北海道、2回目は大阪。香港エクスプレスのチケットでリーズナブルなものがあったので、九州一周しよう!ということになったよ(・∀・)鹿児島着→宮崎→大分→熊本→鹿児島発、のルートで周る予定。
ーようこそ九州へ(⌒▽⌒)期間はどれくらいで回るのかな?
合計12日間で、宮崎には3泊4日だね。今日は綾と宮崎神宮に行ってきたよ~
ーおっ、じゃあ照葉大吊橋も渡ってきたの?
それが、その吊り橋までがすごく遠くてバスもそこまでは出ていなくて、タクシーじゃとても行けないから諦めたの・・・。ガイドブックにもあったんだけど・・・。でも、似たような感じの吊橋はあったからそれを渡ってきたよ!
右側参照。ガイドブック特集に綾町が載っている
ーえーっ!そうなんだ、それは残念…宮崎内をバスで回ってるんだね。
うん、宮崎駅で1日乗車券を買ったんだけど、その照葉大吊橋までは無いみたいで…。
参考URL:宮崎県/外国人旅行者専用フリーパス乗車券 "VISIT MIYAZAKI BUS PASS"
ー情報が無いとどうやって行けば良いのか分からないよね…個人旅行客は困ること多そうだなぁ。それ以外に困ったなーってことや、宮崎の印象は何かある?
やっぱり、コミュニケーションが大変かな…。聞きたいことがあって現地のスタッフに話しかけたんだけど、なかなか大変だった。でも、一生懸命何とかしようと頑張ってくれたのはすごく伝わってきたよ!人が素敵だね。香港は人が多くて混み合ってるから全然違う。
(淑霞さん)宮崎はそんなに大きいまちではなくて、ゆったりした感じね。
見せてくれたガイドブック。クマモンの存在感がすごい
ーやっぱりコミュニケーションか…情報はどうやってとってるの?
Googleでバスの時刻表も含めて調べたりしてるんだけど、情報がほぼ日本語だからGoogle翻訳で。それでもたまに変な訳になるし、意味分からなかったりもするよね。
バス停までたどり着いたら、細かい位置はGoogle MAPに聞いてる!笑
ー自動翻訳あるある!欲しい情報が取れない状況、ホントに申し訳ないよ・・・Google MAPってことは、SIMカードもしかして買ったのかな?
うん、鹿児島空港で買ったよ。7日間で3200円で高かった…でもそれ以外選択肢がなかったの。
ーそれは高い・・・でもその場ですぐ調べられるのは良いね。明日はどこへ?
飫肥、日南海岸、道の駅フェニックスに行く予定だよ~(^_^)
広東語の発音が難しく、ムズカシイヨォーと駄々をこねるAoi
ー南の方へ行くんだね!海がキレイだから楽しんで行ってらっしゃ~い♪今日はありがとうございました!
◆Aoi後記
「綾まで足を伸ばしたのに、肝心の照葉大吊橋までリーチできなかった。」
このお話を聞き、情報整備と発信が急務であると改めて感じました。「ここに行きたい、コレが見たい、どうしたらいい?」というそんな旅人の『?』に、即座に反応できるか・解決できるかが、リピート率の鍵を握ると思っています。少なくとも今回のお二人は、照葉大吊橋を渡れなかった、という事実を胸に宮崎を後にする。もったいなさすぎる。
また、高千穂へも足を伸ばしたかったが適するバスが走っておらずやむなく断念した、という話も。やはり自分で調べて計画を立てる個人旅行客にとっては、現地情報(多言語対応)が必須。どういうルートで回れば楽しく美味しく宮崎を楽しめるか?という視点で見ねば!
宮崎を旅先として選んでくれたお客さまが、大満足・また来よう、という気持ちになっていただけるような準備をすすめる必要があります。
インバウンドは、国や県や市だけに任せるテーマではない、というのを改めて感じたインタビューとなりました。
「私達のインタビューが何か参考になったら嬉しいな(^_^)」と言ってくれたJeannieさんとお母さん。またぜひ来てね~!
☆SPECIAL THANKS☆
新年一発目の貴重なインタビュー。ミヤザキ村Coming館の発起人かつオーナーの、戸越正路さん(後列左)のご厚意により実現しました。ご協力頂いたみなさん、本当にありがとうございました!
こんなあったかいゲストハウス、私が旅人だったら絶対泊まりたいっ(σ・∀・)σ