オーストラリアからお越しのレイリーンさん ~初高千穂単独INしたAoiを添えて~
Selamat
みなさま、日曜日いかがお過ごしでしょうか?
本日は宮崎県の北の北、Appleの公式WEBサイトにも掲載された観光地をもつ「高千穂町」レポを本日はお届けいたします。
2:30am起床、全ては雲海のため。
不肖Aoi、実は生まれてこの方高千穂にINしたことが無く、今回ようやく足を踏み入れることになりました。facebookでもまことしやかに囁かれる「国見ケ丘から臨む雲海の美しさはやばい」情報。これはぜひとも見たいぞ・・・!
例えば私が『宮崎市にINした観光客』だとして、『前日入りするほどの日程の余裕が無い』場合、どうやって行くのが効率的なんだろう。ん?これ、体感した方が良くない?
・・・やっちゃう?
ということで、単独で当日入りしてみることに大決定。AM3:00に愛車のダイハツ・ミライース(軽自動車・赤)で、国見ケ丘目指してGO!!
5:11am、道の駅 北方よっちみろ屋にて。人の気配にほっとした瞬間。
途中雨が降り出し、風が吹きすさぶ、道を間違えて遠回りする等色々ありましたが、無事国見ケ丘展望台駐車場へ到着。
国見ケ丘展望台駐車場Google MAP:
結果・・・・
見れませんでした。
「ヒョー!」という感動と共に立ち尽くすAoi。(田崎さん撮影)防寒対策にダウンジャケットと毛糸の帽子出動中
高千穂町役場勤務の田崎さん(※高千穂町向けの外国人観光客への無料電話サポートを展開中・日本中を出張で飛び回る英語堪能な優しいお兄さん)も、この日頑張って早起きして付き合ってくださいました。
「天気予報から察するに、ぶっちゃけ明日は出ないと思いますw」と前日予言されていたのですが、地元の方の予言恐るべし・・・。
しかし、
なんと美しい朝日よ・・・!!!
うん、間違いなく何か降りてきていらっしゃる。降臨、という言葉がぴったり。早起きしてがんばって来れて良かった。
「昔の人がこの景色を見て、神様がいる思っても不思議は無いですよねえ」と話す田崎さん。それぐらいの迫力でした。
残念ながら今回は雲海を見ることはできませんでしたが、大自然の神秘を肌に感じた早朝。田崎さんによれば、ここまで赤々とした日の出もなかなかレアなんだそうです。やったね♪
私は6:00amには到着しておりましたが、日の出に合わせて続々と集まる車の数々。
自然はどうがんばってもコントロール不可能、予約もできない。「いろんな条件が合わさって、見れたらラッキー!」というこのレア感。旅の醍醐味ですね。
国見ケ丘から更に少し上に登ると、こちらの像が立っております。
パッと見て「これは何の像?」「跪く2人はなぜこんな表情を?」とハテナがいっぱいだったのですが、しっかりストーリーを読むとおもしろい!!!
「高千穂」の名前の由来とともに、意味を込めて建てられた像だということが判明。
でも、私が日本語読解出来なければ、事前に下調べして来るほど興味が無ければ、「この3人は何?誰?」と小首をかしげつつスルーしてしまうだろうなと思いました。もったいない・・・!!!
紅葉の道。
まだ9:00前でどのお店も空いていない中、商店街の写真を取りながらてくてく歩いている観光客の方を発見!どうやら集合時間間際だったらしくあんまり深くは聞けなかったのですが、クイックにお尋ねすることができました。
突撃☆インタビュー
お名前:Raelene(レイリーン)さん(以下R)
A:どちらからお見えになったんですか?
R:オーストラリアからよ~!バスツアー。いろんな国の旅行者が参加する団体ツアーなんだけど、天安河原はちょっと遠いし体力的にきついから、皆が戻ってくるのを待ってるの。
A:日本縦断ツアーのようですが、どこに到着したんですか?
R:成田着でここまで来たの。2週間の旅ね。あなたはどこから来たの?
A:あっ、私は宮崎市からです。
R:・・・?(ん?どこ?というリアクション)
A:ここは宮崎県で、その中の高千穂町という場所なんですけど、宮崎市は県庁所在地なんです。
R:へぇー、なるほどねえ。
A:次の目的地はどちらへ?
R:長崎に行くのよ~!あなたも良い旅をね。
A:おお、長崎ですか!どうぞ良い旅を~!
レイリーンさんとお会いする前に、天安河原で10人位の外国人観光客御一行とすれ違い、「おッ!団体ツアー?」と思ってはいたのですが、まさかその中のお一人とお話できるとは。近くのスーパーで食料調達した後だったらしく、「あなた、スーパー探してるの?あそこにあるよ!」と教えていただきました。笑顔が素敵なレイリーンさん、ありがとうございました。
【Aoi後記】
レイリーンさんのように旅に来られた皆さんは、きっと「Takachiho」という名前を覚えて帰られるのでしょう。
Takachiho in Miyazakiではなく、"Takachiho in Japan"という位置付けになるんだろうな。
神秘的な天安河原。川の音と木々のさざめき。しばらくぼんやりしてしまった
山あいの家々、掛かっている橋の存在感、神秘的な空気、濃い緑と橙色のコントラスト。
高千穂は、観光客にとっての非日常・異日常を一気に叶えてくれる場所でした。
そして、その非日常をより一層深く面白くしていくには、地元のストーリーを識ることが不可欠。
住んでいると、非日常は日常になっていく。気付きを得るには日々インプットも同時進行していかねばとするところです。
全国大会もある刈干切唄。向かいの山で農作業している人達にも聴こえるように、たっぷりの声量で唄う必要があるんだとか。
宮崎県の歴史(県史)
まず私は、こちらからだな。