What brought you to Miyazaki?

宮崎を訪れた外国人に質問しまくって記録してます。

「その土地の”日常”が見たい!」イギリスからこんにちは♪Miles&Susanさん

こんにちは!GWはやりたいことを徹底的にやろうとしているAoiがお送りします。


今回も、旅館小戸荘さまのご協力を得て実現いたしました!史上最長のみっちりインタビュー、本当にありがとうございました♪
今回のAoi的キーワードは「iconic」「個人客への届け方」でした。それでは、どうぞ(^o^)

 
-宮崎へようこそ!自己紹介をお願いします。


MilesとSusanです。イギリスのニューキャッスルに住んでるよ。日本に来たのは3回目!宮崎へは、博多から電車を使って下ってきました。窓から見える田んぼが最高!

 


-3回目なんですねー!前々回からはどんな感じで回ってきたんですか?


1回目は2012年、トータルで3週間。東京、京都、奈良、阿蘇あたりを回ったね。

2回目は2013年…だったかな?確か。トータルで4週間。北海道の稚内、博多、日光…あ、スノーモンキーも見たよ!でも、雪解けが始まってたから地面はぐちゃぐちゃであんまり景観よくなかったかな・・・。

 

jigokudani-yaenkoen.co.jp

スノーモンキーで有名な長野県の地獄谷野猿公苑

 


-北から九州までがっつり回ってたんですね!今回はどのくらい滞在を?


合計で6週間。ニューキャッスル空港→東京→金沢(石川県)→早島(岡山県)→長崎→博多(福岡県)→宮崎→指宿(鹿児島県)→博多(福岡県)→高松(香川県)→…この後は未定!

 

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仲良しで、やり取りが凄くかわいかったお二人♪

 


-電車の旅ですね。先ほど博多から降りてきたとのお話でしたが、電車で回られてるんですか?


JAPAN RAIL PASSを買って回ってるよ。すごくお得!新幹線使えない区域もあるけどね。これ使って横断する形で周る予定だよ~。

 

 

-電車の旅なんですね♪宮崎へはなぜ来てくれたんでしょう?


実際、「ここに行きたいから来た」っていうのは無いよね。指宿の温泉に入りたくて、そこの通過点だったから来てみたっていうのがある。
ここでは青島神社や庭園(入場料がただなのにびっくりした!イギリスだったら払わないといけないのよ)、変わった形の岩(Aoi注:鬼の洗濯岩と思われる)を見に行ったね。うん、楽しめたよ。

 


-やっぱり「これ!」っていうのが無いと、ってことですね。


そうねー。だって、宮崎ってiconic(アイコン的)なものある?例えば広島だったら原爆ドームっていう象徴的なものがあって、しかも新幹線通ってて行きやすい。長崎と広島どっちがいいかな、って言われたら、私は広島がいいよ、って言うと思います。

 


-むむむ、iconic...前もフランスの方に「宮崎のアイデンティティって何!?」って聞かれたことがあって。


私たちは、その土地で人々がどんな生活をしているのか、っていうのを見るのが楽しみなんです。日常風景。例えば、小学生が学校に行く姿とか。車窓から見える田んぼとか、太陽光発電のパネルも面白かったなぁ。

 


-やっぱり地元の生活ってかなり興味深いですよね。旅行雑誌とかで情報収集したりもするんですか?


Lonely Planetとか、時々TVで流れてる情報拾ったりとか…あとはTriposoってアプリの評価を見て決めてたりするよ。このアプリで僕達が見た限りだと、宮崎は1つも情報が無かった。

 

 

www.lonelyplanet.com

バックパッカーのバイブルとも言うべきロンリープラネット。通称ロンプラ。

 


-それは初めて知ったアプリです・・・!宮崎、ぼちぼち載ってはいるけど旅行者のレビューが全く見当たらない…。


そうなのよね。あとは、japan-guide.comとか、japan-experience.comとかも見るね。宮崎の印象は…まぁ他の都市とあんまり大きな違いは無い感じで、建物がそのまま放置されてるような、あんまりきれいじゃないところもあったかなー。ゴミが散らかってたり。

 


-違いはそんなに無い、ナルホド…。旅館小戸荘に宿泊を決めた理由は何だったんでしょうか?


場所、価格、街から近いことが決め手でしたね。ここで出される朝ごはんはすっごく美味しい!日本式の朝食、素敵。

 

-食といえば、何か美味しいもの食べました?今日のお昼は何を?


ファミリーマートのサンドイッチとオレンジゼリー。美味しかったよ(笑)私たちは、6週間の旅の食費予算を、2,000円/日で決めてる。食に関してそこまでお金はかけないね。食よりも何を見るか、に重点を置いてる。うどんメインで食べてるね。食券機、全部日本語だから厳しかった…。知らない人が助けてくれたけど。

 


-なるほど、徹底してますね!今までも、こういう日本式の家には泊まったりしてきたんですか?

 


早島で宿泊したゲストハウスは日本式の家だったんだけど、良かったよ。駅から歩いて5分だったし。凄く小さな村で…3泊で20,000円だったのよね。とてもリーズナブルで。今回の小戸荘も同じくbooking.comで予約して。でも正直、早島の方と比べてしまうと、価格だけで見ると割高。airbnbも色々見たけど、結局クリーニング代とかかかって結局ホテルと同じくらい高くついたりするし、泊まってる人たちがパーティー大好きな賑やかな人たちだったりすると…。

 

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黒木国昭氏の壺の存在感@旅館小戸荘

 


-なるほど、価格もやっぱりポイントなんですね。


そうだね。僕達、この日本の旅を始める前にも4ヶ月間旅をしてたんだよね。だから、宿泊施設の価格ってかなり重要。どこでどのくらい遣うか。
ところで、Aoiは宮崎をどうやってプロモーションしていきたいの?

 


-そこでしかできない、見られないもの、を旅人へ提供していきたいんです。私、元バックパッカーなので。だから今、こうして何がぐっと来たのかを皆さんにお尋ねしているところなんですが…。


バックパッカーだったなら、もう何が足りてないか、答えは分かるでしょ!笑 僕の意見だけど、宿同士でも連携しないとダメじゃない?他県のゲストハウスに宮崎に関するパンフレットを置く、とか。旅してる途中、どこに行こうかなっていう判断材料になるし。
早島(岡山県)のゲストハウスでは、鎌倉(神奈川県)の広告見たよ。

 


-確かに…。電車で回るならなおさらですよね。


僕達が住んでるニューキャッスルって、海岸線沿いにある街なの。宮崎みたいな感じ。ロンドンから3,4時間くらいかな?でもね、イギリスに来る大半の観光客はスルーする場所でもあるんだよ。観光客はまずロンドン、シェイクスピアで有名なストラトフォードでしょ。で、この後どうするかって、スコットランドまで一気に北まで飛んじゃうんだよね。ニューキャッスルはたいてい行かない。でも、ハリー・ポッターの映画でアニック城(※劇中のホグワーツ魔法学校)が有名になって、増えた。

 

Alnwick Castle | Castle UK, Northumberland

アニック城公式サイト。こちらのWEBサイトからチケットも購入可能

 


-よくある感じですね。


Iconicなものが無いとね。ここまで来る、っていう理由がないと。
今回は私達、6週間あるから宮崎まで来れたけど、例えば7日間しかなかったら?短い期間だったら、九州まで来ることも厳しいと思う。今までホステルに泊まった旅人たちと話したけど、多くの人はJAPAN RAIL PASS持っていたよ。
短期間だと特に旅程内で回りきるために予定しっかり組まないといけないからね。

 


-その人達の願いを叶える形にしないといけないですよね。


僕の意見は、ツアー旅行じゃなくて、個人旅行してる人たちに届くようにアピールしていくってこと。得た情報で、計画変更することも多いし。
ワンデイ・トリップをホテルから出したらいいのに、と思うよね。旅行会社入れたりとかして。中国を旅した時、バスツアーに参加したこともあるよ。軸足をホテルにして色々見たいっていう感じ。

 

-今回はバックパッカーならではの視点で色々お話いただき、ありがとうございました!残り4週間(4月中旬時点)、良い旅を♪


~この後、30分位ラオスの話で盛り上がる~

  

■Aoi後記
10年以上前のラオスも旅したよ~、あとナミビアとかカナダとか~と、世界中を旅している超絶プロのバックパッカーご夫婦でした。


日本では、話しかけられたと思ったら「どこ出身?アメリカ人ですか?」と開口一番聞いてくる人もいたり(「イギリスからです」と答えるとのけぞってびっくりされたらしい。歴史的なもの?何で?と首をかしげていました)、謎に「一緒に写真撮って下さーい!」と突然頼まれたりするけど…とのコメントも。


私も、10年くらい前留学生と一緒にいた時、知らないオジサマにその子が「あんた〇〇人ね!?」と知いきなり吹っかけられたことがありまして。あまりの不躾さに思わず言い返した事を思い出しました。


多様性のこの時代、見た目だけで出身を断定することほど、愚かなことは無いと思います。「どこ住み?」位のテンションで悪気0だったのかも知れませんが、その聞き方は完全に失礼かつアウトです。

どちらからお越しですか?と英語で尋ねたい時は、まず"Where are you from?"と聞いて、答えを待つのがいいですね。焦らず。

 

言葉の壁に関しては、日本を旅する時はあまり期待していないけど、やっぱり絵などのガイドも無いとキツい、とのこと。
日本を旅する以上は分かっていることだから、そこまで心配する必要は無いけどね、とも仰っていました。旅慣れているからこそのお二人のコメントだな、と感じました。

かなり旅慣れたお二人、「どうやって旅人たちに届けるか」という視点でアドバイスをいただいた今回のインタビュー。
受け取ってもらえるように情報発信できているのか、LOVEコールをどこの誰に届けるか?ということを意識して動いていかねば!と決意を新たにした夜なのでした。