訪日外国人向けインバウンド支援のあり方〜デービッド・アトキンソン氏 特別講演会を受けて〜
こんにちは!Asukaです〜☆
めっちゃ夏!
宮崎、めっちゃ夏ー!!
ピクニックが気持ち良い季節になりました♡
Aoiが以前ラオスで、
川のそばで寝そべるカフェを紹介していましたが…
宮崎ってそーゆーのめっちゃ相性いいですよね!
長い休暇とって、ゆったりバカンス。
何もしない贅沢…
AOSHIMA BEACH PARKが、少し実現させてるかな?
プレオープンしたようですね!
遊びにい〜こおっと。
ということで。
本日は、昨年の今頃聞きに行った「デービッド・アトキンソン氏 特別講演会」について。
日本の訪日外国人向けインバウンドのあり方を提示されていて、非常に的を得てらっしゃいます。改めて確認する意味も込めて…
以下記載します!
まず!
デービッドさんとは…
イギリス出身で、アクセンチュアの前身企業に勤められ、ゴールドマンサックスでアナリストをされた後、
小西美術工藝社という日本の文化財修復を行っていらっしゃる会社で社長をされています。
インバウンドの活動をしている人なら一読したことがあるであろう「新・観光立国論」の著者。
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♡♥♡ほいで、Asukaの経歴(改めて)と考え方♡♥♡
元々私は、東京の商業施設で、道や場所、アートのご案内係。
また、海外不動産投資家さんなどに対し、歴史や建築、アートなど街の詳細をご案内するタウンツアーアテンダントを行っていました。
冬には日本人向けイルミネーションツアーも有料で行っていました。
ツアーは、いずれも大体1時間程度なのですが、ただの道案内と違って、1時間も一緒にいると自然に人間関係が構築されることが私は大好きでした。
関係性の構築の結果、その後の繋がりができたり。準備していたちょっとしたサプライズが、倍の喜びになったり。(もちろんその逆もある)
そんなヒトとヒトとの化学反応が生まれることが、喜びでした。
当時重要視していたのが、『ホスピタリティ』と『相手軸』。
どれだけ相手の立場に立ち、思いやりをもって、おせっかいと言われるくらいの対応ができるか…それが基本の軸にありました。だからこそ、リピーターの方が生まれたり、何か+αのリアクションがあったりする…と、身を持って体験していました。
そんなこんなな日々を終え、宮崎に戻り。
神話のおもしろさ、伝統芸能や食、自然の豊かさに触れ…また、串間の留学生モニターツアーに同行させていただいたり、日南のクルーズ船の通訳ボランティアを通して
「Asuka、インバウンド事業をしたい!できるはずだ!」
と思うようになったのであります。
♡♥♡♡♥♡♡♥♡♡♥♡♡♥♡♡♥♡
しかーし!
デービッド氏、そんなAsukaのマインド&考えの緩さをどっかーんと打ち砕くご意見を最初から投げられました。
「日本人の観光立国として不十分な条件
1.おもてなし
2. 治安
3. 公共交通機関のダイヤの正確さ です。」
はふ?
な…なななんと。
私があれほど、重要だと思っていた、
「OMOTENASSSHI、オモテナシ♪」がワースト1位になっているではないか!!!!!
滝川クリステ◎のあのにこやかなプレゼンはなんだったんだ!!!!!あのときの感動はいずこ!!!!
氏いわく
(注意:Asuka解釈語でとてもカジュアルな表現になってます)
おもてなしおもてなし、って日本人ゴリ押ししすぎー!日本人だって、人が温かいから~っつって海外旅行する?ちがくない?めっちゃすごい自然とかさ、文化財とか食とかさ。そーゆーがっちりしたコンテンツをさ、観たい、体験したいっつって行くでしょ?
おもてなし~言われて、海外旅行の大きな動機付けにはならないYO!!!フランスって、世界一の観光立国だけど、おもてなし最悪なんだよ。
治安とかダイヤの件だって同じ理由だよ~。そこを発信してもなんの魅力も感じないよ~。
とのことであった。(●´ω`●)
た、確かに。
認めたくないけど、そうだね。おもてなしが強固なフックになって、海外旅行いったことないわ。
確かにね、そうだね。相手軸、って言われてたのに、押し付けだったのかな、、、確かにな。。うん。うん。でもでも~ぉほぉ~実際リピーターいたしぃ~ん~~~。
そんな複雑な想いを抱えつつ、進むプレゼン。
日本の観光は、
・多様性が必要なのだ!
=昼夜問わず、春夏秋冬問わず、受け身のものから体験できるものまで、バラエティに富んで楽しめるコンテンツ作りが必要。例えば…夜のバー。夏のビーチ、冬のスキー。文化財ツアーから海川でのアクティビティなどなど先方がカスタマイズできる状況を作る。ホテルだってそう。多様な層に即したホテルを作るべき。
・もっと数字にこだわるのだ!
=観光は産業である。もっともっとお金を落とさせるモデルに変化すべし。より遠くの国から誘致し、長期滞在型へとシフトさせる。必然的に単価は上がる。そして、実績ができれば、この意識は地域住民にも必然的に波及する。
・文化財を整備するのだ!
=説明文が安易すぎる。「何々の絵が書いてあります~」じゃなくって、「こういう意味でこの絵が書かれてます。」っていう日本文化の背景説明するべし。お子様でもわかるくらいに!ほいで、そーゆーの案内人付ける形にして、ツアー形式にしたら単価もあげられる。で、早朝からやるーとかしちゃえば、前日宿泊もする。
・発信はデータに基づきピンポイントでやるのだ!
=今は、どの国のどの属性の人に発信するか、定めることができる時代。相手の属性を知り、ニーズに合った発信をすべき。ほやっと、いいとこだよ~いい人いるよ~じゃ、どこの誰にも響かない。
とのことで、あっという間に、シンプルでわかりやすいデービッド氏のプレゼンは終わりました。
ふぬぬん。
確かに。
実際にご案内している時に、国によっては丁寧さが邪魔をするときもあった。もっと早く端的に言って!って。日本人でもそう感じる人もいるよね。親切でなく、余計なお世話。ただただ不快。
だからこそ、相手が重視するものは何か、知る必要があるんだね。それも、想像や体験じゃなく。数字に基づいた強固な根拠。
その上で、ターゲットを定め、適当な情報を、適切なタイミングで発信する。実際にお客様と対応するときにも、相手の要望に合わせカスタマイズできる状況を作り、あくまでも相手が欲する情報や環境を提供する。お金を必然的に落とすプランの構築は、最低限組み込んでおく。
それこそ観光立国として継続的に発展し得る、ホントのホスピタリティであり、相手軸なんだなぁ。とおもたん。
なんか、ダイレクトマーケティングってそうゆうことを言うんだよね?そうだよね?マーケテイングよくわかんないけど!大事だねーマーケテイングって!ほんと。
そして思いましたわ。
全ては、恋愛と一緒だわねホント、と。
ストーカー(押し付け)と熱愛(ニーズの一致)は紙一重だし。
大好きな人(相手国)のことを調べまくって調べまくって~、 その上で足フェチ(歴史が浅い国ゆえに、文化財に興味を持つ)とかを見つけて~、 私(日本)って足めっちゃ綺麗なんだよ~(こんな寺とか神社あるよ~)って伝えて~、 自分(日本)の方来てもらって~、
私の足(日本の寺や神社)実際に観てもらうんだけど、単純に見せるんじゃなくって~、 こんな努力してきたんですよ~って話して(歴史をお伝えして)お見せして~。
はぁ~そんなすごいんだ!ってもっと私の足(日本の寺とか神社)が魅力的に見えるよね。
なんか、そんな感じなんじゃないかって。
だからね、私は、
まずは大好きな人を1人に定めようじゃないか! そして徹底的に調べあげてやろうじゃないかっ!!!と思いましたわ。データって大事ね。えぇ。
そんな素敵な夜でしたYO!( ^ω^ )♥
あとね、最後にね、やっぱりね。
人としての思いやりや温かさは、忘れたくないなぁ。とも思った夜でしたよ( ^ω^ )♥ちゃんちゃん。
▶ということで、今出来る限り…
リアルな数字を集めております。
きっと、これからも色んなことがあるかとは思いますが、
宮崎インバウンド隊の1人として、
私なりのインバウンドのカタチを探しだしたいと思いますー♡
いえぇえええーーーーい!