宮崎インバウンド隊!〜What brought you to Miyazaki?〜

宮崎を訪れた外国人に質問しまくって記録してます。

主婦の方にも最適!民泊でハッピーの掛け算を♪ 〜気持ちの良い民泊のススメ〜

見よっ!☀

この青空と青い海!

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ここでBBQとかできたら、最高だなぁ〜〜…

シャンパンもあったら、もう天国。

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BBQの後には、ゆっくり綺麗なお部屋で休みたいわ〜☻

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そ〜んな願いがまるっと全て叶うゲストハウス、宮崎市内海にある「Sandy Beach Miyazaki」に取材に行ってまいりました!^^!

www.airbnb.jp

 

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管理されていらっしゃるのは、こちらの美女。

竹下末利子さん

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どの角度から見ても、美しい…。

ショートカット×小顔に弱いAsuka、大興奮です。

 

竹下さんってどんな方…?

まず、好奇心旺盛で行動力抜群、そして多才な竹下さんについてご紹介をさせていただきます!宮崎で生まれ、一度県外に出られた後に、宮崎に戻られています。

 

ひなた宮崎経済新聞宮崎てげてげ通信ライター

■化粧品やハーバリウムなど、商品プロデュース

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宮崎空港シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートでも販売されています♥

日焼け、乾燥対策など敏感肌にも優しいドクターズコスメ【Fit SPA】

■「ウェディングブーケデザイナー」として活躍した経歴を持つ

■日本プリザーブドフラワービジネス協会代表理事

 

などなどを手掛けていらっしゃり、最近では民泊事業を展開!活躍されていらっしゃいます。民泊されている方って、多角的に活躍されてる方が多いですね、、、!☻

 

今回「Sandy Beach Miyazaki」を管理することになったのにはどんな理由があったのでしょうか?そして、Airbnbではスーパーホストに認定されるくらいのおもてなしのスペシャリスト。なぜそこまで出来るのか…色々と秘密を伺ってみました♪^^

 

初めての「民泊運営」は都内で

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ーAsuka「よろしくお願いします!まず、民泊をやろうと思ったきっかけを教えてください。」

 

ー竹下さん『実はまだ民泊という言葉がここまで知られていないとき、3年前くらいですかね。都内で友人と民泊事業をやっていたんです。Airbnbって何?っていうくらいの認知度の中で、渋谷と新宿で5軒ほど展開していました。

 

物件のリサーチや利用客とのやりとりなど、遠隔でできることをしていたのですが、とても楽しくて!Airbnbは、皆様御存知の通り、レビューといって利用者が物件や対応の評価を書くのですが、ダイレクトにお客様の声が届くたびに嬉しくなっていました。自然にもっともっとやりたいってなっていきましたね。

 

ちなみに、一緒にやっていた友人は、民泊に関する本を出すくらいだったんですよ!』

 

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ーAsuka「なんと!そんな先駆けだとは!すごいですね☻きっとまだまだ情報も少なかったでしょうし、怖いって気持ちはなかったんですか?」


ー竹下さん『正直最初は怖かったです。お部屋ぐちゃぐちゃにされちゃったらどうしようーとか、不安でしたね。

 

でも実際やってみると、とても綺麗に使ってくださる!当時は特に、Airbnbを利用する層も旅慣れている人が多かったというのもあって、整理整頓された状態でゴミなどもきちんと分けて帰ってくださったりと驚きでした。Airbnbのシステムも相互評価がつくスタイルだというのも良いんだと思いますね。』

 

宮崎での民泊管理は、友人の別荘購入をきっかけに

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ーAoi「確かに、相互評価されるってシステムは大きいですね!宮崎での民泊はどうして始められたんですか?」 

 

ー竹下さん『都内での運営の経験から、ずっと宮崎でもやりたいなーって想いがあったんです!

 

そんなときに、友人が内海に別荘を買おうかなーって話していて。ただなかなかこっちに来れないし、管理とかどうしよう…って悩んでいたんです。そこで、じゃあ民泊やりなよって☻管理は私がするから、と提案しました。

 

※家主不在型 の届け出をしましたが、結構大変でした(´;ω;`)お客様は、チェックイン時に同席し、チェックアウトは自分たちでやっていただくスタイルです。』

 

※家主不在型とは…民泊には、家主居住型&不在型とあります。不在型は、住宅宿泊管理業者への委託が必要だったり、消防法のハードルが高いなど、複雑に。詳しくは以下記事を!

vacation-stay.jp

 

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▲オーナーの「西米良の海老蔵さん」こと濱砂さん。西米良村でグランピングやダッキー(川下り)を楽しめる事業「ステラスポーツ」を展開されている。笑顔と青空&海のコラボレーションが最高。

stella-sports.jp

 

ーAsuka「濱砂さん、いつもお噂伺ってます!!

 

オーナーと管理者別なんですね!^^古くからのご友人で信頼関係があるからこそできるスタイルですかね?」

 

ー竹下さん『それはあると思います!もし繋がりのないオーナーさんだとしたら少しハードルが高いので、自分で買うか借りるかしたほうが適切なんじゃないかと思いますね。』

 

ゲストの傾向

 

ーAoi「これまでに訪れたゲストの層や、宿泊スタイルなどについて教えてください♪」

 

ー竹下さん『お客様は本当に幅広い国からいらっしゃいます。イタリア、フランス、韓国、香港、中国など。日本の方も時々いらっしゃいます。

 

内海という立地からサーファーの方多そうですが、意外に少なく、、もしかしたらもうちょっと海に近いところに泊まっているのかもしれないですね。

 

多い宿泊数は、2〜3泊。1泊利用は日本人くらいです。ルートは、福岡・鹿児島・熊本から、主にレンタカーを借りてくることが多いですね。時々宮崎空港利用もいます

 

結構日南と宮崎市の真ん中だからといって選ばれる方が多いです。うちに泊まって、次の日は鵜戸神宮飫肥サンメッセ日南に行って、また戻ってくる〜という方が多いですね!』

 

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▲室内には、外国語の観光パンフレットも置いてある。

 

ーAsuka「サンメッセ日南人気ですよねー!今まで意外だった要望や質問って何かありますか?」

 

ー竹下さん『サンメッセ日南は多分、フォトスポットが多いからじゃないですかね?すごい人気ですよねー^^

 

意外な質問は、フランス人のカップルから ビーチに行きたいと言われ、青島を案内したんです。すると青島に行った後に “なんでこんなに海が綺麗なのに、海に入っている人がいないの?”と聞かれたんです。

 

その時はまだ海開き前でした。日本には海開きというイベントがあって、その時期だけ入れるんだよーと紹介しました。確かに、言われてみれば!って驚いた質問でしたね☻

 

ちなみによく聞かれるのは…

・どういったプランで観光するのがおすすめ?

宮崎牛を食べることの出来るレストランは?(アジア人多い、A5ランクを好む)

・ミヤチク

・一心鮨 光洋

・寿司虎

・宮崎マンゴー

などです。フランスの方はあえて情報は聞かずに、自分たちで探している人が多い気がしますね。』

 

足りないこと・困ったこと

 

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ーAoi「確かに海は、海外だと年中入れるとこが多いですよね。^^お店もそういったとこが聞かれるんですね!ありがとうございます。

 

言葉で困ったことや不安はありませんか?あと、私が手がける 外国語の宮崎情報Webサイト En Miyazakiで発信できるような、欲しい情報ってないですか?^^こんな情報まとまってたら嬉しいのにーって思うやつ。」

 

ー竹下さん『グーグル先生がいるので、言葉は全然大丈夫です!言葉がネックで民泊迷ってる人がいたら、大丈夫だよーって教えてあげたいです。

 

情報は「果物狩り」情報とナイトライフ情報が欲しい!まとまっていると嬉しいですね。青島エリアは特に夜空いているお店が少なくて…もっと増えてくれたらって思います。ケータリングもお寿司とかあるといいなーと思います。もっともっと農園や飲食店と連携していけるといいですよね。』

 

ーAsuka「管理していて、ぶっちゃけ困ったことはありますか?」

 

ー竹下さん『この内海というエリアの特性ですが、Wi-Fiの設置に時間がかかってしまいました。光回線が届かないエリアなので、なかなかWi-Fiが設置できず…今は近くのゲストハウスの方から教えていただいた会社さんを導入することができました。早く聞けばよかったー!って思いましたね(笑)

 

あとは、チェックイン時に同席しているので、約束の時間に訪問がないと困ることはありますね。数時間遅れちゃったときもあって、どうしようーってなりました。

 

ただAirbnbの特性上、無断キャンセルや未払いは一切ない(相互評価システムや前払い)ので安心です。』

 

「おもてなし」の源

 

ーAsuka「竹下さんのSNSを見ていると、結婚したばかりのゲストにサプライズを用意したり、小さなお子さん連れだとわかるとベビーチェアを設置するなど、細やかな気遣いを感じます。

 

なぜそこまでホスピタリティ溢れる対応ができるんですか?」

 

ー竹下さん『私は元々ウェディングブーケデザイナーをしていたこともあって、お祝いしたり、もてなすことが好きなんです。性に合っているんですよね。

 

民泊にいらっしゃるゲストは基本的にハッピーなマインドでいらっしゃる。ウェディングのゲストと属性が似ているんです。もっともっと楽しんでもらえるように、美味しいレストランの情報伝えたいし、また来たいって思えるくらい喜んで欲しい!出来る限りのおもてなしをしたいなぁって思えるんですよね。

 

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▲フランス人カップルのハネムーンを、バルーンとシャンパンでお祝い♥

 

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▲お誕生日の方がいる香港グループをサプライズでお祝い♥

 

世話好きな方って民泊向いてると思います。やっていることは家事と同様なので、主婦の方も合っているんじゃないでしょうか?言葉はどうにでもなります。ゲストが女性だったら、管理人が女性だと安心感も違いますし。何か新しいことを始めたいという主婦にも民泊は最適だと思いますね。^^』 

 

 

 

今回も、民泊の可能性について、とっても深いところまでオープンに話してくださいました!今後も益々盛り上がりを見せそうな青島内海エリア。とっても楽しみです!

竹下さん、ありがとうございました^^ ♪

 


 

 

'What's your happiness?' ーフランスから宮崎移住のLouisさんと、「幸せって何だっけ」を考える時間になった話ー

宮崎はもう夏ですね!?!?青空の下ビール飲みたい熱が高まるAoiです。
 
『宮崎に住んでる&やってるひとたちにスポットライトを当てる!』
 
ということで、今回はフランスから宮崎へ移住してきたCool guyに突撃インタビュー!
Aoiとひょんなことから知り合うことになり、En Miyazakiライターとして、宮崎のちょっとイイとこ発信を続けているLouisさん。住んでる人から見た宮崎と日本。
 
キーワードは”What's your happiness?”
 
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Aoi:改めてしっかりお話聞くのって初めてな気がしますね(笑)出身から教えてください。
 
Louis:そうですね(笑) 私の出身はフランスのBiarritzという地方なんですが、地名言ってもみんなピンと来ないと思う。ので、フランスのボルドー出身という言い方をしています。26歳まで看護師として働いていました。海外に住むのは宮崎が初めて。今は、ALTとして子供たちに英語を教えています。
 

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笑顔が素敵なLouisさん
 
Aoi:初めましての時からかなりスムーズに日本語使いこなしていたけど、きっかけがあったの?
 
Louis:おじいちゃんとおばあちゃんが旅が大好きで、地元でもアジア系の人たちとよく交流してたんです。で、自分が興味のある分野が「文化」で。歴史とか、言語とか、心理学とか、社会学とか、そういったものをしっかり理解するには現地の言葉を分かっていないとダメだと思って。
 

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日本語学習者に全力でオススメしたいという「みんなの日本語」。大学の日本語クラスでもよく見るテキスト
 
Aoi:深いところまで理解してくれようとしているのがそれだけで伝わってくる…独学で日本語勉強していたということ?
 
Louis:そうですね、看護師の仕事が終わってから毎日自分で勉強してましたね。戦国時代、明治時代の歴史が個人的に好きです。で、OJapon.comというサイトで勉強相手を探している中で、今の妻と出逢うことになって。

ojapon.com

Aoi:なるほど!!このサイトは初めて知ったなあ…言語習得を続ける理由の一つが増えたんだね。日本はそれから旅したの?
 
Louis:日本を旅したのは2回ですね。3回目で住む場所として、宮崎へ移住してきました。実は私が最初に日本を旅した時は、宮崎のこと全く知らなかったんです。東京、箱根、鎌倉、京都、日光あたりを1ヶ月かけて回りましたね。徳川家ゆかりのある所を行き先として選んだりしていました。
 
 
Aoi:有名どころをぐるっと回ってみて、3回目で来たことが無い宮崎に移住…ギャップとかもいろいろあったのでは?
 

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En Miyazaki取材中
 
Louis:自分の地元のBiarritzはもっとローカルな感じ。だからあんまり無かったかな。移住前にウェブで宮崎の情報探していたんだけど、あんまり見つからなくて…でも、住んでいくうちに自然に好きになっていきました。食事は本当に美味しい。人も多くなくてストレスも少ないですね。En Miyazakiのライターとして書いて発信することも、すごく面白いし、勉強になる。発信していくことで、もっと知ってもらいたいと思う所を届けていけると思うからです。
 

en-miyazaki.com

<<En Miyazakiとは?>>
宮崎インバウンド隊で集めた声を基に始めた『ローカルに住んでる在住外国人から見た宮崎』を発信するウェブメディア。ライター出身国はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、南アフリカ等。運営:株式会社訪う(代表:Aoi)
 
 
Aoi:現地の言葉が出来る状態で移住、っていうところがキーかなという気がしますね。ライターとしても一緒にやれて、私たちもすごく楽しいです。住み始めてから、基本的に何でもスムーズにいった感じ?
 
 
Louis:日本語ができるとはいえ、困ったことも割とある。例えば行政手続きだったりとかは、言葉が難しくて「?」ってなることも多い。もっとシンプルで簡単な日本語でゆっくり話してもらえるとスムーズにいくかなって思う。あとは本当に車が無いとつらいですよね。行きたい場所に辿り着かない‥
 

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Aoi:教科書みたいなきれいな話し方を日常会話でする人は、なかなかいないからね…私も、大学の時留学生に「方言が入ってきた瞬間意味が分からなくなる」ということを言われていて、できるだけシンプルな日本語で話すようにしていたかな。コミュニケーションの部分だよね。
 
 
Louis:文化の違いを感じる事はありますね。分かりやすく言うなら、"Invisible wall(見えない壁)" を感じる事がある。例えば、「ホンネとタテマエ」ってありますよね。これはフランスにもあるんですけど、嘘をつくようなことはしないです。『本当に思ってないことは言わない』のが基本。意見が違うんだったら、ディスカッションすることでお互いの意見をシェアしながら、答えを見出していく、そうやってコミュニケーションをとっていくもの。
まあ私からすると、フランスの人はワガママな所あるし、「自分の国が最高」って思いすぎている部分もある。文化の違いに驚いたり、悩んだりすることもあるけれど、それは日本の文化だって思っているね。
 
 
Aoi:見えない壁、実は私も言われたことがあるんですよ。「日本人は、フレンドリーで誰とでも付き合えるように見えて、最後の扉は絶対に開けて入れてくれない。何を考えているのか分からない」って。文脈の中で相手の言わんとすることをとらえていくコミュニケーションスタイルだから、ハイコンテクストすぎて「え、それってOKじゃなかったの?」っていう行き違いがあったり。
 
Louis:こちらに来て住んでみて思うのは、「自分の幸せって何だろう?」っていうのをあんまり話さないというか、考える機会が少ないのかな?って思う。私は中学生くらいの時から、「人生のゴールって何だろう。幸せってなんだろう」っていうのを考えるきっかけがあって。「あなたの幸せって何ですか?」っていう話をすると、宇宙人みたいな目で見られることが多いかも。まずは妻を大事に、家族を大事にすることが私にとっては幸せ
日本は、年金問題が今ニュースでも取りざたされていて、不安定ですよね。フランスも、大聖堂が燃えてしまったり、政治的にとても不安定な状況にあって悲しい。そんな中で、「自分の幸せって何だっけ」って考える事は、必要なことだと思うんです。
 
Aoi:「住んでいる所で、誰と、どんな未来を描いていきたいか」ということを自分に問い続けるのは本当に必要。それぞれが思う幸せの形、を実現できていくことが、ハッピーな場所を創ることにもつながっていくと思う。『旅人が愛しすぎちゃって住みたくなっちゃう場所』を創っていくために、私たちも続けていこうと思います。ありがとうございました!
 

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Aoi編集後記:
きっかけはどんな形であれ、その場所に「住むこと」「そこで生きること」を決断した海外からの移住者へのスポットインタビュー。根っからのOptimist(楽観主義)なんですよ~とニコニコ笑う彼から、「自分の文化とは違うところ」を受け入れつつも、自分の幸せをどう定義していくのかということを考えるきっかけをもらいました。
幸せ、という言葉は人それぞれ意味が全く異なる言葉。だからこそ、自分たち自身がまずハッピーでなければ、周りをハッピーにすることはできない。
宮崎インバウンド隊にとってのハッピーとは何ぞや?という点も、どこかでか掘り下げてシェアしていけたらいいと考える、そんな時間となりました☀

「遺書を書いた時点で、人生始まるんだよ」〜民泊のリアルを聴きに行ったら、人生のリアルを聞いた の巻〜

みなさーーーーーーん!

元気ですかぁあああああああああ!!!

 

更新頻度が少なすぎて、忘れられてるんじゃないか…

むしろAoiとAsuka不仲説で世間はもちきりになってるのでは!?

と妄想してます、Asukaです☻

 

これまで、宮崎を訪れる訪日外国人へインタビューを続けてきたわけですが、一定数の情報を得ることができ、今具体的な動き(ウェブ上の情報発信・翻訳・外国人受け入れ対応セミナー実施・国際交流イベントなど)に繋げられています。

 

また近日、宮崎でもインバウンドな動き(私達から見て)を活発にされている、スーパープレイヤーな皆さんも増えてきました!!!

 

ということで、そんなスーパープレイヤーさんにリアルな話聞きたくない!?となりまして…行ってきましたぞ!

 

高原町!!!!

 

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吉村司さんのもとへ!!!!

 

吉村さんとは…

説明しようっっっ!!!

 

・数多くの国からゲストが訪れている、ゲストハウスを2軒運営

(古民家一軒家&少人数用個室)

www.airbnb.jp

・民泊へ興味のある方向け民泊セミナー開催

高原町の情報サイト(日・英)作成

・みやざき情報まとめサイト作成・運営

miyazaki.fool.jp

・若草通りに挑戦したい大人のためのスタジオを開設。

ウェブやECについての勉強会を開催

miyazaki.top

・そして、自然農法の農家! 

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※菊芋を育ててらっしゃるらしい!!

 

 

これら以外にも、色々と他にも活動されていて。。。

こんなキュートな顔もできちゃう!

 

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兎にも角にも、素敵な方なのであります。

 

 実際の宮崎、しかも高原町での民泊ってどうなの!?

なんで始めたの?どういう理由で海外の人に選ばれているの?

管理維持は?ねえねえ、吉村サーン!!!!

と、聞きたいことをいーーーーーっぱい聞いてきました。

 

包み隠さず(マネーな部分まで)

フルオープンで話してくださいました。(´;ω;`)

 

最終的には人生の話にもなって、、、

吉村さんファンクラブ作りたい。

って二人でなりましたおん。

 

すごいおもろかったので、

ちょっと長文ですが、じっくり御覧ください。

 

ーーーー

 

家族のために始めた、民泊

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Aoi(最近身体絞ってて、美人オーラでまくりやっちゃが)『今日はお忙しいところ、本当にありがとうございます!ずーっと気になってました!

 

まずなんで民泊を始められたんですか?』

 

吉村さん「単純に自分や自分の家族、そして大切な人たちのために、高原町という土地で収益を作れるようにしたいって考えたんですよね。

高原町という田舎で、今あるものを使って、お金をかけずに自分たちだけでやれるのが、民泊なんじゃないかと。息子が県外にいるんですが、帰ってきたいって言って欲しいと思って。今、都会じゃないと意味がない〜!って言うんですよ。(T_T)とりあえずここで稼ぐ何かをつくらんとって感じなんです。

 

 

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あと、地域活性化のためにやってます!ってのも言ってないですね。補助金も一切使ってないです。民泊の動きが、結果的に地域までいけばいいよね〜っていうくらいのノリですね。基本的に、自分や自分の家族のためにやってるから、ストレスがないんじゃないですかね。(笑)

でも、地域のためにやってるってわけじゃないけど、結果的に勝手に潤っているっていう現状なんですよ。泊まってくださった方におすすめすれば、周りの飲食店やスーパーに行ってくれますからね。周辺の飲食店やスーパーの方には、こないだ来たよーありがとう!って声かけてもらってます。

 

民泊の家をリフォームするときに、周囲の人が手伝いきてくれたり。どうしても手が離せないときに、英語できない牛の農家さんに連絡して、家に見に行ってもらったり。遠くは宮崎から手伝いに来てくれる人もいる。地域活性化や地域のために、が第1ではないですが、コミュニティを強くすることにもこの場が寄与している気がしますね。

もちろん、利益がでてきたらみんなで食事会して、感謝の気持ちを伝えていますよ。」

 

 

インバウンド…それおいしいの?

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Asuka『自分の半径10メートルの人を大事にする・・・結果、じわじわと良い効果が地域に波及する。永続が見える、理想的なインバウンドの形です!』

 

吉村さん「実は正直、インバウンドっていうのがよくわからないんですよね。外国人か日本人かっていうくくりではなく、自分対世界の人っていうスタンスでやっているかな。でもそんな中で、人口や経済って考えたときに、海外の人が何十億って人を相手にすることになるから、圧倒的に優位なのが必然的に外国人の人達だっていう感じでしょうか。』

 

Aoi『民泊の運営上、意識していることはありますか?』

 

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こっち見てる吉村さん「何千万何百万とかけて運営はできないですが、おもてなしは負けないって思っています!実際に来てくれた人が、良いって思ってくれないと、次にはつながらないですしね。発信してもらえるように、出来る限りの対応をしています。

 

例えば、こないだフランスから泊まりに来たときには、裏庭で竹をとってきて、かっぽ酒を作って一緒に焼酎を飲んだりしましたよ。

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言語はできないので、コミュニケーションはジェスチャー&アプリで。楽しかったですね。」

 

他にも、宿泊所の中には随所に細やかな気遣いが♥

 

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▲古民家の一角には、日本の漫画を集めたエリア。日本文化に触れることができる

f:id:miyazakiiinbound01:20190528172407j:plain▲古民家のお風呂など随所に細やかな説明

f:id:miyazakiiinbound01:20190529133133j:plain▲お風呂には、吉村さんの描いた霧島が。日本の銭湯を彷彿させる演出

 

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▲カメラを設置して、すぐ出入りがわかるようにしている

 

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▲囲炉裏では、日本の古き良き文化を見ることができ、ここでバーベキューも楽しむこともできる

 

 

吉村さん「あと、SNSで話題になっている #高原町のトトロ 知ってますか?

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(下半身も引き締まってきた、Aoiと#高原町のトトロ)

おじいちゃんが孫のために作った、トトロのオブジェなんですが、これが今ここを目当てに海外からも人が集まっていて。高原町を個々が発信してくれることで、民泊の周知にもつながっているように感じます。

 

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プラットフォームを使っての発信も大事ですが、何かそこを求めて人が訪れる…そんなアイコンになるものがあるというのも、知ってもらう上で大事になってくるんじゃないでしょうか。

 

ちなみに高原町は、南九州の真ん中!それを理由にいらっしゃる海外の方が、半分なんですよ。ここを拠点に、様々なエリアに足を伸ばしているんですね。」

 

 

Aoi&Asuka『おー!確かに!!!!(顔見合わせて)』

 

 

きっとどこでもできる!英語力ゼロでも無問題

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Aoi『やっぱり、海外の方と日本人のエリアの捉え方や旅の仕方は全然違いますね。

今されていらっしゃる、人の巻き込み、そして民泊事業そのものは、高原町の規模感だからやれるのでしょうか?他の地域でもやれると思いますか?

語学力が大事だと感じる人も多いですが、実際受け入れてみてどうでしょうか。』

 

吉村さん「いや、どこでもできると思います。たまたま今回は高原町だっただけ。例えば、宮崎市だとしても、そこなりの戦略ができると思いますよ。あとは語学ですが、ここも関係ない!前にも述べたように、ボディランゲージと翻訳機をちょーっと活用すればコミュニケーションは容易にとれます

あ、そいえば、どれくらい儲けがでているか〜とか見ます?」

 

 

Asuka『え!そんなとこまで…いいんですか??見ます、、、もちろん。

ほぉ〜〜〜〜〜〜。。。この宿泊料プラスで1人500円ずついただいている、この掃除っていうのは?

 

あ、あとこれはオーナーさんでしょうか?売上の%でバックされてるんですね。』

 

吉村さん「そうですね。掃除は、掃除のスタッフを近所の方にやりたい人ー!って希望をとって頼んでいるんです。時間で換算すると結構良い給与になりますし、みんな喜んで受けてくださいます。オーナーさんにも家賃にプラスで売上分を%でバックしてますよ!みなさんが喜んで受け入れてくれる環境を作るのに大事なことですね。

 

それから、、、」

 

Asuka『わ〜〜〜〜!あとはもう民泊セミナーに来てくださいって書いときます!!!笑』

 

他にも始める上でのコツも詳しく色々話してくださったんですが・・・

ブログを御覧の皆さんは、ぜひ吉村さん主催の民泊セミナーで聞いちゃってください♥

www.facebook.com

※こちらは過去のものです!今後は、吉村さんのFacebookをチェックチェック!☻

 

吉村さんの人生論。君は遺書を書いたことがあるか、、、

 

Asuka『なんかこうやってお話伺ってると、吉村さんのコミュ力の高さや人間力に驚かされるんですけど…何が今のご自身を作ってるんだと思いますか?』

 

吉村さん「地獄をみたからじゃないですかね。20代の頃、バイト7つ掛け持ちしても返せないくらいの借金作っちゃったり。人を人と思わず、裏切られても全然平気だって思ってた時期もありましたし、会社倒産させたこともありました。今思うと、誰かに刺されてもおかしくなかったなって思います。

 

 

きっと本当の人生は、遺書を書いた時点で始まるって思うんです。遺書を書くということは、死を覚悟するということ。人生が永遠でないって思い知るんです。そこから私は、明日死ぬかもしれないから、即行動しようって動けるようになりましたね。リスクがあっても、それはありがたいことだって思えるようになりました。

 

本当に壮絶な人生を送ってきたので、生き方やお金の面で悩んでいるって人がいれば全力でサポートしたいって思っています。インターネットに情報は溢れているようで、実はリアルな情報を得ている人は少ない。実際に会って初めて得ることができることも多いですよね。

 

私はそんなリアルな人と人の付き合いを民泊でも人生でも、大事にしていますよ。」

 

 

 

じーーーーーん。

吉村さん、偉大。

 

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▲民泊個人用宿泊所からみえる景色

 

この山のように、偉大。

ちなみに実際はもっともっと具体的に壮絶な人生の詳細を伺いました。

 

 

山あり谷あり。色んな経験をお持ちだからこそ今、自分や家族、そして周りの大事な人を大事にできる・・・そんな生き方ができるのかもしれません。

 

民泊から人生まで、濃い〜〜〜〜〜〜ぃ話を伺えた時間でした。

 

吉村さん、ありがとうございました!!!!

 

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そこにあるストーリーをどう伝えるのか。〜不思議なエネルギーを感じる場所、日向市大御神社へ行ってきました!〜

HELLO☻Asukaです!

 

冬らしくなってきましたねー!とはいっても、日中は太陽の当たる場所を歩くと汗ばむちゃんです(;・∀・)YES,宮崎クオリティ!

 

先日、トライアスロンワールドカップでイタリアチームのサポートをさせていただきました。英語で!

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どーん!大会は娘も一緒に☻

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男子メンバーは3、4位に入賞!

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彼らのインスタでめちゃくちゃ宮崎の様子をシェアしてくれてました♥

 

通訳やアテンドを通して、宮崎のスポーツインフラのポテンシャルを含め、インバウンドのあり方を改めて学べる時間でした♪

 

クレジットカードもっと対応してくれたら、もっと宮崎の経済に繋がるのにぃ〜〜〜〜〜というもどかしさも感じたり。ベジタリアン対応のニーズの高さや整備不足も感じました。

 

やっぱり「こうしていきましょう!」と伝えるだけでなく、自分自身が現場で受け入れをするって大事ですね!

 

自分がどんなインバウンドをやりたいかも整理できましたー☻

 

さて!

 

今回情報をお届けするのは、なんとも不思議なチカラをひしひしと感じた神社。日向市「大御神社」でございます!☆

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大御神社は伊勢の源流ともいわれ、地元の方には「日向のお伊勢さん」として親しまれています。文化庁の指定する登録有形文化財にも認定されているんですよ。

 

この日は贅沢にも、宮司さんに直にアテンドいただきました!

 

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宮司さん「僕はね、ある時から毎朝海で禊を始めたんだよ。雨の日も風の日も、どんなに寒いときでも休まずね。

 

そんなある日。風邪気味で体調が悪かったんだけど、禊をしていた。すると、海の向こうから、白い龍が空に向かって登っていくのが見えたんだ。」

 

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▲昇り龍が見えたという海

 

宮司さん「そこからいろんな不思議なことが起こるんだよ。」

 

元々、現在の敷地の半分以下だった大御神社。現在砂利がひかれている広々としたエリアは、竹やぶだったそうです。

 

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しかし、竹やぶの手前にあった門がシロアリの影響で木が腐ります。

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▲奥に見えるのが正門。手前で雪が積もっているのが木が腐り、取り壊されることになる該当の門

 

そこで、平成15年9月。

 

地元の業者の手助けを受け、現在の状態に切り拓くのです。

 

そして見つかったのが…

 

まず「日本最大級のさざれ石」です。

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日本国歌にもでてくる「さざれ石」。門川町に在住の日本地質学会員の先生がさざれ石であることを発見されたそうです。

 

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そして、このさざれ石の横をみると。

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お!階段のようなものが。切り拓いた後に作ったものではなく、元々この状態だったそうです。

 

宮司さん「きっと人々が昔ここで祈りを捧げていたんでしょう。今のように電気がない時代、暗闇の中の自然の猛威はみんなに強い強い恐怖を与えていたはず。

 

何も情報がないなか暗闇で雷がなっている、想像してみてください。きっと祈ることが全てだったのではないだろうか。」

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そして、数年後。

 

また新たな不思議な石が発見されます。

 

それがこちら。

 

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 通称ドラゴンボールと呼ばれている、水に浸かった丸い石。

 

宮司さん「ここはね、元々泥で埋まってたんだよ。でも雨が降ってちょっと中が見えて。綺麗にしてみたらば、これがでてきたの。

 

いろんな意見を学者の方々には言われてる。

 

一人の人は、これは自然に作られた偶然の産物だという。

一人の人は、母の胎内を表しているんじゃないか。

 

一人の人は、この内側には鱗のような文様がある。そして、鬼門となるところにこの玉子状の石が置かれている。龍神信仰の現れじゃないか、と。

 

確かにね、この水たまりの右側にはしっぽのように鱗っぽい模様がついたしっぽが続いているんですよ。」

 

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なんて不思議なんでしょう。

 

当時の人がどんな想いで作ったのか、それとも偶然生まれたのか。

 

どちらにせよ、とても神秘的です。

 

宮司さん「じゃあ、最後に洞窟のほうにいきましょう。こちらにも龍神信仰の名残が見つかったんですよ。」

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3分ほど歩いて着く洞窟の奥には、祠が鎮座しています。

直ぐ側に海の波の大きな音がするはずですが、中に入るととっても静か。どこかホッとする空間です。

 

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宮司さん「ここはね、人が掘ったんじゃないかって言われてるんです。じゃないとこんな岩の形にはならないんじゃないかと。

 

時々、ここに眠りに来る人もいらっしゃるんですよ。すっきりされて帰られるんです。

 

さあ祠まで来て、手前で後ろを振り返ってみてください。」

 

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わーーーーーーーーー!

 

龍だ。

龍だ!!!!

 

宮司さん「ここも1つの祈りの場だったのではないでしょうか。

 

学者の方からは、きっと目の位置に星があったんじゃないかと言われていますよ。今はもう当時とは位置が違うので、見れないですが。」

 

なんて、なんて神秘的なんでしょう。

龍を神とし、随所に信仰の跡がある。

そこにいた人の声が聞こえてくる気がする。

 

こんなワクワクするストーリーのある場所が宮崎にあるなんて。

 

1時間以上ご対応いただきましたが、めちゃくちゃあっという間でした!宮司さん、本当にありがとうございました!

 

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神話のふるさと、というキーワードを大事にしている宮崎県。きっともっと多くのストーリーが随所にあるはず。

みやざきの神話と伝承101:市町村関連項目一覧

 

そこをどう伝え、どう魅せるかによって、その場所はもっと輝けて、もっと人に愛される場所になる!

 

そんなヒントを得る時間でした。

 

さ〜〜〜〜宮崎でツアーしたいYOOOOOOOOー!

 

 

10回以上来日!情報収集はあの国のものを見るんですっ☆〜「宮崎神宮大祭」目当てで香港から♪〜

皆様、こんにちは!Asukaです^^

 

今日明日は宮崎神宮大祭、通称神武さまで賑わう宮崎市街地!恥ずかしながら人生で初めて娘と行ってきましたー。

 

 宮崎神宮大祭とは…??

神武さまを自分のお宮として信仰してきた町民が、お宮までの道のりが遠く、親しくお参りすることが出来ないため、「せめて1年に1度御神幸を願って一家をあげて心ゆくまで拝ませてください。」という嘆願書を提出したのが始まりです。

宮崎神宮大祭(神武さま) 2018 | JAPAN ATTRACTIONS より

とのこと!

今年で140年ほど続いてるんですね!

 

神々のパレード、圧巻!獅子舞も迫力満点でした。娘は食べられて泣いてました。^^

 

詳しい歴史は、宮崎神宮公式ホームページをぜひ御覧ください^^

miyazakijingu.jp

 

英語表記は、Miyazaki shrine grand festival

 

YouTubeで検索するといっぱいでてきました。


地球的慶典#21|九州宮崎神宮大祭(下)| Miyazaki Shrine Grand Festival, Japan| 夢多-完整節目


地球的慶典#20|九州宮崎神宮大祭(上)| Miyazaki Shrine Grand Festival, Japan| 夢多-完整節目


Small Shrine Festival in Miyazaki, Japan

 

確かに海外の方からみても、神様があんな行列になってあるいて、神々のステージもあったり、伝統衣装や楽器も 楽しめ、とてもキャッチーで日本を感じることができる、魅力的なお祭りですよね!

 

ということで、

 

すごいなーと思いながら行列を娘とみていると、隣から何やら日本語でない言葉が^^♥香港からのお客様でした!

 

では、インタビューをどうぞ!

 

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ーこんにちは!どちらからどのようにいらっしゃったんですか? 

 

こんにちは!私達は香港から来ました。

香港ー宮崎の直行便を使ってきましたよ。 

 

ーえ!明日から運休のやつですね(´;ω;`)

mainichi.jp

どんなプランで何日間旅行しているんですか?

 

7日間の予定です!

 

ここまでは、日南のほうを回ってたの。

サンメッセ日南にバスで行ったり、明日は鹿児島の方にいくつもり。

 

レンタカーは借りずに、公共交通で回ってますよ。少し日本語も話せるので、あまり不便はないです。

 

ちなみに1番の目当てはこの「宮崎神宮大祭」です!

 

ーえー!びっくり。嬉しい!

どうやってこの祭りの情報を知ったんですか?

 

台湾のTV番組です。

私達は何度も日本に来ているんだけど、情報源はいっつも台湾のものよ。

インターネット上の情報も香港のものよりも台湾のはとっても充実しているの。

 

ーほえー!それは今までインタビューした中で聞いたことないご意見です。

ありがとう!日本は何度目?

 

えーっと…(二人で手で数える)

んーっと。。。。(二人で目を見合わせて爆笑)

 

両手で数えきれないくらい来ているわ!

 

ー仲良しだなぁ〜♥^^えーすごい!どこに行ったことがある?

 

東京、大阪、京都、沖縄。

都会的なところが多かったわね。

 

ーそうなんですね!どうしてそんなに日本に来てくれるんですか?

何が魅力なんですか?

 

日本は美しいんです。あとはショッピングもしやすい!交通の環境も含めて、旅行しやすいんですよね。

 

地方は地方の魅力がありますね。このような祭りみたいに!^^宮崎は心地良いわ!

 

ー嬉しいなぁ〜。

 

ちなみに娘ちゃんがさっき獅子舞に食べられてたけど、元気に育つようにみたいな意味があるのかしら?

 

ーそうです!健康に育つって言われています^^

 

そう!すてきね!

(獅子舞に噛まれて「こわいーあっちいくーという娘に」)

大丈夫よ〜^^

 

ーいろいろと情報ありがとうございます!宮崎旅、このお祭り、楽しんでください♥

 

 

 

今回も素敵なリアルなご意見を聞くことができました!台湾の情報を見るってご意見は初!おもしろいですねー☻

 

獅子舞は由来などから英語で話したかった…勉強不足です。。。。

 

 

 

さてここでちょっとほっこりエピソード。

 

このインタビューシリーズを続けていてよかったなーと思う出来事がありました。

 

以前インタビューしたオランダ人のユーチューバーさん。

miyazakiiinbound01.hateblo.jp

宮崎に大きな台風がきたという情報を得たようで、メッセージをくれました。

 

 

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インタビューをきっかけに繋がりができて、こうやって連絡してきてくれる。

 

ちょっとしたことだけど、なんかすっごく嬉しかったです。遠く離れても途切れない繋がりになれてる気がして。

 

1つ1つの機会や繋がりを大事に、宮崎で世界にお友達作っていきたいなー!☆と、思ったのであります。

 

インバウンドも最終的には人対人。

 

長期的な関係性を構築するには特に、その時の利益だけにとらわれるのではなく、小さくても1個1個の関係性を大事にすることが重要なんだと思うのでありました。

 

ターゲットはこの国!だって一番お金落とすんだから!

 

じゃなくて。地場産業はこれ、相手国も一緒or似ている。相乗効果も見込めるし、人の気質の相性もよさそう。スキルシェアも見込める。

 

だからこの国。

 

地方は特にそういった視点でやれると、より持続可能な社会の形成につながるのかもしれません。

 

インバウンドをただの流行で終わらせないために…色々考える毎日です!

 

 

以上、Asukaでしたーん\(^o^)/

 

 

3分間インタビュー★~台湾からようこそ!九州旅の途中で~

 
宮崎も一気に冷え込む朝晩となりました…今回はAoiがお届けいたします☀
 
さてさて、今回は『3分間クイックインタビュー@JR宮崎駅のホーム』を敢行してきました。日向市のインバウンド対応力向上セミナーに向かう博多行き特急電車待ちでのできごと。かなり限られた時間の中で親切にお答えいただきました🌻
 
今回のAoi的キーワード:「やっぱり九州で1つ」
 
「毎回、どんな感じでインタビューしてるの?」というご質問をよくいただくので、後半にAoi的気を付けているポイントをまとめてみました。併せてご覧ください◎
 
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ー電車が来るまでの貴重な時間をありがとうございます!どちらからお見えになりましたか?
 
台湾です。友人同士で来ました。
 

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ー台湾からようこそ!直行便使って来られたのですか?
 
いえ、今回は九州を1周してきました。その中で宮崎に来たんです。公共交通機関を使って回っています。
 
ー九州1周ということは、結構長く滞在を?
 
全部で8日間です。1年に1回は日本に旅行しに来ています。宮崎での滞在は2日間ですね。宮崎では、青島、鵜戸神宮サンメッセ日南などをバスで回りました。ホテルは宮崎市内ですね。
 
ーおお~九州なんですね!ちなみに宮崎の情報はどこで取られたんでしょう?ガイドブックとか?
 
いえ、台湾人の書いているブログを読んで情報収集しました。
 
ーブログは情報が濃いので選ばれるんですね…宮崎を旅する中で困ったことはありましたか?
 
バスの情報がちょっと足りないと思います。時刻表は中文になっているけど、乗り場が分かりづらくて困りました。書いてある乗り場が違ったりしたので…
 
ーなるほど…限られた時間の中で回るのに、導線はとっても大事ですね。宮崎に来てくださってありがとうございました☀また遊びに来てくださいね!
 
【Aoi所感】
8日間、しっかり時間を取って九州を堪能されたお二人。年に1回は旅行に来ているとの事で、かなり旅慣れた感じのお二方でした。『台湾の方の旅行形態ってもう少し短期間じゃなかったかな?』と気になったので、調べてみました💡
 

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2017年、台湾の方の訪日旅行リピート率は「2回以上」回答が全体の81%超、「10回以上」が20%近くを占めており、リピート率の高さがうかがえます。
 
平均滞在日数は3.7日と短めであるものの、1人あたりの旅行支出額は12万円超。そのうち約40%をショッピングに遣っているデータとなっています。(出典:JNTO 日本の観光統計データより)
 
ちなみに、最近台湾で販売されているガイドブックを入手しました。載っているお店も書き方もめちゃめちゃ興味深い…外から見た宮崎、を確認するのに、ガイドブックは大変有効です💡
 

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現地でゲットしてもらった2冊
 
1年前にインタビューに協力してくださった旅人のLiuさんも、11日間かけて宮崎を回ってくださっていました。これらJNTOのデータが「九州」「宮崎」にフォーカスした時、また全く違う結果になるのではと気になっているAoiです。
 
 
九州、という1つの島に向かって旅する事が"priviledge(特権)"になる様な旅先にしていけるように。リサーチと情報シェアに努めてまいります;-)
 
 
【~番外編~Aoi的インタビュ―時のオキテ】
 
「普段どんな感じで声かけてるの?」と聞かれることが多いので、どんな事に気を付けているのかを簡単にまとめてみました💡
 
1.目的とインタビュー時間を明確に~そして、笑顔と折れない心~
『これが目的でやっています』『◎分程度で終わります』ということをはじめに明確にお伝えします。外国で知らない現地人からいきなり「話聞かせて!」と突撃されるわけですので、警戒して当たり前。もちろん逃げられることもよくありますが、”声を集める”がミッションですのでめげずに次に進みます。逃げられた時は、「宮崎に来てくれてありがとう、またご縁がありますように☀」と心の中でつぶやいています。
 
2.旅人の旅の時間を邪魔しない
ー宮崎インバウンド隊リサーチの大前提です。”せっかくの旅行中に何かすごく時間取られた”というがっかり感が芽生えない様に、インタビュー相手への思い遣りを心掛けています。
 
3.お礼の気持ちと共に+αの情報を
「インタビューに答えて良かった!」と思っていただけるように、旅人さんが困っている/欲している情報をお渡しするようにしています。もちろん、早く退散してほしそうな雰囲気であれば、サッと引きます。引き際も大事。
 
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「ありがとう」の気持ちで真摯に向き合ってお話すると、いろんなことが見えてきます。最初はかなり勇気がいりますが、1回成功すればあとはもう大丈夫。
 
インタビューだけではないお付き合いからまた生まれるものもあると信じて、これからも声を掛け続けていきます☀

韓国から格安航空で女子旅♡「コンブチャ」探し中!

新メンバー・Emiによる、韓国からの旅人さんインタビュー!

韓国ー宮崎・九州がどんどん近くなる昨今…「これってどこで買えますか?」の質問に発見もたくさん👀「何が流行ってるか」「何が求められているか」を掴むのは、やはり生の声…✨

 

Emi渾身のリサーチ、ご一読ください☀

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そろそろ夜の活気が感じられる、18時ごろの一番街。
スマホを片手にどこか探している女性お二方を発見。


「韓国人かな~?」と確かな確信は持てないまま、
「안녕하세요. 한국분이세요?(こんにちは、韓国人の方ですか?)」 声をかけてみたところ・・・


「네, 한국인이에요.(はい、韓国人です。)」


韓国人の方でした★(違ったら恥ずかしかった(-_-;))

 

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ということでお二方오정화(オ・ジョンファ)さん・최은진(チェ・ウンジン)さんに
早速お話を聞いたところ、某焼肉店を探しているということで、
お店まで案内しながら、今回の旅について伺いました!


Emi:宮崎にはいついらしたんですか?
―今日来ました!今日の朝 10 時 50 分の飛行機で。


Emi:今日!いつまで宮崎に滞在するんですか?
―来週の月曜日に帰ります。宮崎に今日 1 泊して、明日は鹿児島に行きます。
それから指宿に行って、月曜日に鹿児島空港から韓国に帰る予定。


Emi:なぜ宮崎に?

―宮崎は聞いたことはあったの。一番行きたかったのは鹿児島の指宿の砂蒸し温泉で、でも指宿は砂蒸し温泉しか見る場所がないと聞いて悩んでたんだけど、偶然宮崎行の安い航空券を見つけて、宮崎も調べたら良いところだったから、一旦宮崎に行ってから鹿児島に行くことにしたんです。


Emi:今日宮崎に到着してから、どこか行かれましたか?
―それが話すと長いんだけど・・・

 

Emi:聞きたいです、お話!
―実は今日青島に行って、そのあと鵜戸神宮に行って、サンメッセ日南にも行こうと思ったんだけど…。バスの時刻表を見たら、サンメッセ日南からの最終バスの時間が合わなくて、これじゃあ市内に帰って来れないってなって…、雨も降ってきて…、結局鵜戸神宮だけ見て帰ってきました…(´;ω;`)
行きが12時台のバスに乗れたら計画通りに周れたんだけど、そのバスを目の前で逃しち ゃって…。だから近くでランチを食べて、14時台のバスに乗ったら、私たちはサンメッセ日南から帰りのバスが遅くまであると思ったのに、16時何分でバスが終わるらしくて、結局鵜戸神宮だけ行ってきました…

 

宮崎での交通手段・・・
車を持っていない外国人観光客の方には不便ですよね。

私自身も車を持っていないため、移動に困ることがしょっちゅうあります… 外国人観光客向けの交通手段の確立には、まだまだ改善点があるようです。

 

お話の途中で오정화(オ・ジョンファ)さんから逆質問が!
コンブチャ知ってますか?


コンブチャ」と言われ、 오정화(オ・ジョンファ)さんが日本についてよくご存じの方だったので、 わたしは「昆布茶」のことを仰っているのだと思い込み、 「マル○ョクに売ってますよ」とスーパーまで案内したところ 仰っていた「コンブチャ」は「昆布茶」ではないらしく、大恥をかきました…


コンブチャ」とは?
モンゴルが発祥の地で、ロシアで伝統的に飲まれている発酵飲料のことで、日本では紅茶キノコとも呼ばれ、その由来は、紅茶・緑茶に砂糖を加え、そこにゲル状の菌を加えて発酵させて作る、その見た目がマッシュルームみたいなことから「コンブチャ」と呼ばれるそうです。


この「コンブチャ」、美容や健康への効果も高く、 便秘改善やデトックス効果もあるそうで、近年多くのハリウッド女優が愛飲したことがきっかけで、大ヒット。

오정화(オ・ジョンファ)さん自身も、「コンブチャ」を飲み始めてからお通じが良くなり、日本では韓国より安く買えると聞き、「コンブチャ」を探していたということ。


知ったかぶりして昆布茶だと思い込み、無駄足を踏ませてしまったことが申し訳なく…
Emi は「コンブチャ」探しの旅へ出発!
百貨店の地下やスーパーなどを訪れたり、色々なお店に電話で問い合わせてみたり、
“どうにかして探していらっしゃる「コンブチャ」が売ってある場所を見つけ出そう”
問い合わせた結果、イオンモール宮崎KALDIフーデリーに在庫があるということだったので、 一番街から近いフーデリーの場所をお教えしました。


実際に焼肉の後、
フーデリーで念願の「コンブチャ」を購入できたということで写真まで撮って送っていただきました。 

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こちらがお探しだった「コンブチャ」です(*´з`)

 

今回インタビュー中にも仰っていた오정화(オ・ジョンファ)さん・최은진(チェ・ウンジン)さんが宮崎を訪れてくださった理由「宮崎行の格安航空券」

 

イースター航空の報道資料によると、昨年 12 月 21 日より運航開始した、韓国 LCC イースター航空の宮崎―仁川(インチョン)間。
仁川国際空港を離陸し、宮崎空港へ向かう ZE661 便は運航初日、満席に近い99%の搭乗率を達成しました。
宮崎―仁川間は週 3 回(火曜日・木曜日・土曜日)運航しており、飛行時間は約 1 時間半。 現在、イースター航空の予約ページによると宮崎―仁川間、片道 5000 円~航空券販売しています。
曜日により多少金額の差はありますが、国際線にしては本当に格安です! (国内線より安いかも…)
これからどんどん韓国から宮崎に来られる観光客の方が増えそうな予感。ドキドキです♡


最後に…交通に関わる話をもう一つ。
先日青島方面へ行こうと、電車に乗り込むと…まさかの大雨で、電車は青島まで行けない状態という放送案内が。
電車から降りようとした私ですが、隣には欧米からの外国人観光客家族が!
家族の会話に聞き耳を立てると、目的地が青島だということ…
しかしこの電車は青島には行かない状態…


列車内の放送案内が日本語でしか放送されなかったため、
ご家族は案内を理解できていなかった模様でした。


私の拙い英語で「この電車は青島へは行きません」となんとかお伝えし、
その後ご家族の方も他の移動手段を探されていました。


交通手段の確立だけでなく、交通手段に関する緊急時の案内等も外国人観光客の方を対象にし、新たに改善すべきだということを実感しました。


【出典】 

イースター航空[公式サイト]Eastar Jet

イースター航空報道資料「『LCC 単独』イースター航空、仁川―宮崎 新規就航」

이스타항공